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個人向けコラム

地震によって壊れた自動車は保険で補償されるのか

前回のブログでも書いたのですが、長野県北部で起きた地震、地震の強さを示すマグニチュードは6.8を観測したとのことです。家屋の倒壊もあり地震の強さも大きかったと思います。

 

 

今回は自動車保険のお話です。実はこの話題は東日本大震災があった当初もこの話題をされるお客様が多数いらっしゃいました。
主な内容は以下の通りでした。

 

「地震で自動車が崖から落ちてしまったら自動車は補償されるのか」

 

「地震による津波で自動車が流されてしまった場合は補償されるのか」

 

といった質問でした。三陸沖で起きたということもあり、地震による津波で被害に遭われた場合を想定してのご質問が多かったのが印象的でした。

 

 

自動車保険では地震や津波が原因での事故は保険金支払いの対象外となっております。この部分を補償してしまうと補償規模はかなりのものとなるから支払能力を考えてなのでしょうか、この部分は保険金支払対象外(免責事項)となっております。

 

しかし、特約で自分自身の自動車が全損した場合、一時金をお支払する補償も用意している保険会社も多数あります。保険会社の中には自動車搭乗中に地震の被害に遭った場合でも一時金の補償をする保険会社もあるようです。各保険会社保険料が違いますが、一時金で50万のお支払が多いです。

 

 

実際、東日本大震災前にこのような特約はあったのですが加入率はあまり良くなかったようですが、震災直後に加入者はかなり増えました。しかしながら余震が続き今後も大きな地震が来る可能性が高かったため一時この特約を売り止めをしておりました。余震が収まり今後大きな地震が来る可能性が低くなったのを期に、特約を付けることが可能となった特約でもあります。

 

自動車でご通勤されている方、社用車を使われている企業のご担当者様、地震のリスク対策でこの特約をお考えになってはいかがでしょうか?

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